家計簿のすすめ 2

~ すべての道は資産運用に通ず ~

家計簿をつけるメリットのもう一つ、「2.何の支出が大きいかが「おおまかに」わかる。」について。

前の記事で紹介したように、私の家計簿はとても大雑把なので、いろいろぶち込まれた項目があるのですが、たとえばamazonで何を買ったかまでは読み取れなくても、「今月はカードいっぱいつかったな~」ぐらいの考察はできるのです。「お酒」という項目もあるのですが、これが「スーパー」に対してあまりに大きいので少し控えようと考えたりできます(・・・)。

あくまで家計簿の主な目的は1ヶ月、1年の生活費を把握することなのですが、大きな支出項目がわかれば、全体の支出額を減らす作戦が立てられるわけです。支出額を減らすことはとても重要です。収入を増やすことはなかなか難しいかもしれませんが、支出額はある程度ならなんとかなります。たとえば30万円の給料があって、毎月酒に3万円使っていたところを2万円に落とした(・・・)。この1万円は、月の給料に対して3%になります。投資として考えれば、3%の運用益があったことに相当します。なかなか悪くない成績じゃないでしょうか。

私の支出ではやはりamazonでの「カード払い」が多いのですが、そういった項目を頑張って減らせば、それが資産運用の成績に化けるのです。株の売買だけが資産運用では有りません。ある意味、地味な行為と言えるかもしれませんが、節約も立派な資産運用と言えるのです。