FX 2

~ リスクもありますが・・ ~

前回述べたように「レバレッジ」という特性上、外貨預金と比べるとリスクが大きくなるFXですが、メリットもあります。私が思うメリットは、主に以下の2つです。

1.金利が高のに、いつでも換金可

正確にはFXでもらえるものは「スワップポイント」といい、外貨預金の金利ではないのですが、まあ貰う側からすれば利息みたいなものです。ただ、外貨預金より高い(はず。厳密に計算したことはないですが・・・)です。外貨預金なら一定の期間、資金がロックされたうえで(定期預金が前提。普通預金は利息が低すぎるので。)年いくらの利息がもらえますが、FXは毎日もらえるうえ、定期ではないのでいつでも換金可能です。

ただし、「金利の高い通貨を買う」場合に限ります。FXで扱っているような比較的メジャーな通貨の場合、今のところ、円より金利が安い通貨はありませんので、とりあえず買っておけばスワップポイントをもらえることになります。

2.外貨購入の手数料が安い

テレビで「1ドル=100円」とか言っているときに、銀行でドルを買おうとすると100円では買えません。たとえば1ドル101円かかります。また、その時にドルを売って円にする場合のレートは1ドル=99円とかになっています。この差が銀行の取る手数料になります。FXではこの差のことを「スプレッド」といいますが、これが小さいほど、我々としては利益を出しやすいことになります。

たとえば本日(R4 6/25)の住信SBI銀行の米ドルのレートは

ドル売り 135.19円、ドル買い 135.27円

となっており、その差は8銭。要するにドルを買った後、8銭円安にならないと利益が出ません。これがFXだと、たとえば外貨exだとスプレッドは2銭。外貨預金に比べれば明らかに利益を出しやすいといえます。住信SBI銀行は(特に米ドルに関しては)手数料が安いとされていますが、FXの方が更に安いのです。